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書はがき家 利久 rikyu

 「瑞」がテーマの作品

    




    

 5歳のお子さんのお母様から、息子さんの名前の漢字の中のひと文字「瑞」で、作品制作の依頼をいただきました。

 お母様から、「瑞の文字には、宝物、みずみずしい様、おめでたいきざし、といった意味があり、みずみずしく心身ともに健やかに土台のしっかりした芯のある人になれるようにとの想いを込めました。まさに息子のことを宝物だと感じています」という想いを伺いました。

 私は、今回の作品のテーマは「宝」であると直感し、作品の中に「宝」を表現することにしました。写真の朱色の部分で「」を表現し、「みずみずしく心身ともに健やかに土台のしっかりとした芯のある」書にしました。...

 
 


朱色の部分で「宝」を表現しました
 


3つのサイズで制作しました
 

お母様の名前の一部の「麻」とお父様の「裕」も加えた作品「笑顔が絶えない我が家」も作りました。

「麻」の「林」は、お母様と息子さんが仲良く手を繋いでいるイメージ、お父様の「裕」は、「衣」を大きな衣で家族を優しくあたたかく包み込み、「谷」は末広がりをイメージしました。「麻」と「裕」の文字は、すこし淡くにじませて、あたたかさや優しさを表現しています。

 笑の背景は、ご家族の想い出の地である「鳥取砂丘」を使わせていただきました。